介護保険制度を利用されていますか?

介護保険制度を利用されていますか?

多くの人が頭を悩ませている「実家の片付け」。

公的な「介護保険制度」を使いこなすと、片付けの負担が劇的に減ることは意外に知られていません。

『掃除』『ゴミ出し』『食事の準備、後片付け』『洗濯』『日常品の買い物』など多様な介護サービスを依頼でき、生活援助とは、介護に直面する家族を助けるサービスでもあります。

介護保険制度にはほかにもさまざまな使い道があります。

実家を片付ける時、最優先事項は日常生活の安全確保。介護保険制度を使えば、「手すりの取り付け」や「段差の解消」、「転倒防止のための床材の加工・取り替え」など、6種類の住宅改修に介護保険が適用され、原則1割負担で改修工事ができます。

1つの家屋につき20万円(自己負担2万円)という限度額はあるが、数回に分けて利用することもできる。高齢の親が住む実家のリフォームなら利用しない手はありません。

私たちがお片づけのご依頼をいただく高齢者の方は足腰が弱くなり、行動範囲が狭くなる事で空き部屋が物置代わりに。

次第に生活スペースが減ってしまい、ゴミに囲まれてしまった等ケースも少なくありません。

まずはお住まいの自治体に確認してみましょう。

高齢化が進み、誰もが介護と無縁ではない時代が到来しました。公的な制度を賢く活用し「介護時代」を乗り切りましょう。