特殊清掃


特殊清掃とは、事件や事故、孤独死、自殺など、警察が入りご遺体を移送された後の現場や、いわゆる「ゴミ屋敷」の掃除を指します。血液や体液、排泄物や抜け落ちた髪、腐敗臭や死臭、ウジ虫やハエなど、一般の方では近ずくことすらできないような現場も多々あります。

そのため、ハウスクリーニングや普通の清掃会社では対応できません。遺品整理会社の中でも、特殊清掃まで行える会社は多くありません。精神的に負荷が大きいだけでなく、臭いをしっかり取り去るためには大変な手間や経験、専門の技術が求められるからです。

特殊清掃は「臭いが取れていない」というクレームが多い業界です。当社にも、他社ではダメだった方からのご依頼がよくあります。実際、それほど腐敗臭は強烈で、床下などの見えない所にまで臭いのもとが染み込んでいるケースもよくあるのです。間取りや建材、壁紙、鉄骨/木造など、建物の違いによっても臭いのつき方は変わるため、こうしたことも見極められるだけのノウハウが必要になります。場合によっては汚染箇所を解体して、リフォームすることも必要となります。表面だけを綺麗にしても、染み込んだ臭いは取れないのです。

ゴアールでは、170件以上の豊富な特殊清掃実績を持つスタッフが、24時間年中無休で迅速対応し、臭いがしっかり消えるまで徹底的に消臭を行います。また、遺品整理については、ご遺族の想いにできる限り寄り添い、心を込めて丁寧に仕分けや片付けを行っていきます。

 

こんなお悩みありませんか?

  • ショックで片付ける気力がわかない
  • 自殺や事件の凄惨な現場で部屋に入るのも辛い
  • 何をすれば良いのか、どこに依頼すれば良いのかも見当がつかない
  • 悪臭がひどくご近所から苦情が来た
  • 発見までにかなり日数がたって大変なことになっている
  • 不動産管理会社さんや大家さんから、すぐにしっかり原状回復までして欲しいと言われた
  • いつも頼んでいる清掃業者さんでは対応できないと言われた
  • 独り身の方で片付けをお願いする先がない

 

他社の特殊清掃との3つの違い

1. 消臭器任せでは臭いは取れないから!手間をかけてしっかり消臭!

しっかりと臭いを消し去るには、消臭器や消臭剤任せでは足りません。何度も足を運んで換気をしたり、鼻を近づけて臭いのもとを探ったり、第三者に臭いの確認をしてもらったり、といった手間が不可欠なのです。

1回目に除菌や消臭、汚染物の除去や掃除などを行い、2回目に臭いの残る汚染箇所を特定して更なる消臭を行い、3回目以降は臭いのレベルを確認しながら再度消臭や換気などをし…、とだいたい5~6回は現場に足を運ぶ必要があります。そうでなければ、雨が降ったり湿度が高かったりすると臭いが戻ってきてしまったり、作業をした本人だと臭いに慣れて気付かないことがあるからです。

嗅覚は記憶に残りやすいため、1度嫌な臭いを経験するとなかなか忘れられません。表面の壁紙などを貼り替えれば見た目はすぐに綺麗にできますが、臭いがあるとどうしても不快に感じてしまいます。そのためゴアールでは、引き渡しOKが出せる基準になるまで引き渡さないほど、根気よく消臭作業を行っています

2. 緊急性が高いから!年中無休・24時間現場対応まで可能!

特殊清掃を行なっている会社の中には、24時間の電話受付をしているところはあっても、実際の現場対応まで24時間体制で行えるところはほとんどありません。ですが、既にご近所で異臭騒ぎが起き、苦情が来てしまっているケースなどでは、一刻も早く消臭を行わなければいけません。

こうした事情を考慮し、ゴアールではスケジュールの調整がつく限り、24時間体制で現場の緊急対応も行なっています。特殊清掃の経験豊富なスタッフが、その場でお見積もりを行い、ご依頼を頂ければそのまま消臭・除菌作業に入らせていただきます。この一次処理によって大半の臭いは消臭できるため、異臭騒ぎを迅速に止めることができます。

また、特に現場が賃貸物件の場合、こうした情報が漏洩すると資産価値が大幅に下がり、大家さんが損失を被ったり、大家さんからご遺族に損害賠償を請求がきてしまったりする可能性もあります。そうした意味でも、迅速かつ秘密裏に対応することがとても重要となります。

3. 凄惨な現場でも、心を込めて仕分けを丁寧に!

特殊清掃のご依頼を頂く現場は、一般の方では立ち入ることさえ難しいような状態です。そのため、普通の現場以上に大事なものを見落としやすく、乱雑に扱えば遺品が壊れやすかったりもします。

ですが、残念ながら特殊清掃を行う会社の中には、現場に土足で上がり、遺品も何も処分を前提で汚物としてしか見ていないような、雑な扱いをする会社もあります。

けれど、たとえこうした状況であっても、紛れもなく故人の遺した遺品であり、思い出の詰まった品や、手帳や財布、通帳といった大切なものも含まれているのです。ですからゴアールでは、特殊清掃が必要な現場であっても、ご遺族の方のご意向をしっかりお伺いし、他の遺品整理と同じように心を込めて丁寧に仕分けを行っています

 

ご契約後の特殊清掃の流れ

1. ヒアリングを重視したお打ち合わせ

賃貸物件の場合はご遺族の方のご意向だけでなく、不動産管理会社様や大家様からも原状回復や作業にあたってのご要望をヒアリングさせて頂きます。

また、特殊清掃の方法や作業範囲、工事日数などについて当社からご説明いたします。

作業はプライバシーを保護すると同時に、近隣の方のご迷惑にならないよう配慮しながら慎重に行っていきます

2. 感染症を予防しながら、手間をかけて除菌・消臭

1.血液や体液等に害虫が発生し、害虫の糞や死骸でさらに臭いが広がっています。感染症の危険性があるため、まずはしっかり除菌・消臭していきます
2. 血液や体液が染み込んでいる布団やマットレス、畳などの汚染物を撤去します。専用の袋に包んで臭いが飛散しないようにした上で撤去します。この初期清掃の時点で大半の臭いは消臭することができます
3. 限りなく100%に近い消臭を行うためには、その他の家財の撤去も必要です。
4. 臭いのレベルを確認しながら、残った臭いの発生元となっている箇所を特定して、清掃・消臭していきます。天気の良い日には換気をし、お部屋全体に新鮮な風を通していきます。

必要な場合は床板の切断やクロス・ボード剥がし、浴槽の撤去・交換を行っていきます。

5. 害虫を駆除し、臭いや菌の拡散を防止します。
6. 臭いの元を撤去した後に、再度消臭を行います。当社はお客様とスタッフの衛生面を考え、作業前後に除菌・消臭を行います。スプレー噴霧後に消臭器をセットします。

3. 心を込めた遺品整理

ご依頼者様が入室できる状態となったら、できれば立会いのもと遺品整理を進めていきます。貴重品や遺書、思い出の品など、ご要望のあったものは捜索し、お渡しできる状態へと適切な処置を行います

そのほか、不要なもの、供養に出すもの、と丁寧に仕分けをしていきます。諸事情により立ち会えない場合は、それでも構いません。

4. お引き渡し・合同供養

現場で作業を行っていない第三者による臭いのチェックでも問題がなくなったら、お引き渡しとなります。

また、ご希望に応じて故人様のご遺品を合同供養いたします。社内にご住職をお呼びし、御経を読んで頂きます。

 

特殊清掃の料金

業者の中には不用品回収業や便利屋などの片手間で行なっている会社も多いのが実情です。こうした業者の場合、経験や知識も浅いため、結局臭いなどが取れずに他の業者に再依頼が必要となるケースが少なくありません。

「お客様に後悔しない業者を選んでほしい」そんな想いで日々業務に取り組んでおります。当社はスピード、技術、経験も持ち合わせておりますので、安心してご依頼頂けます。

<料金内に含まれる主な作業項目>

  • 作業員の交通費
  • 遺品の捜索
  • 仕分け
  • 片付け梱包
  • 古物の買取
  • 不用品の撤去、処分
  • 簡易清掃
  • 形見分けの発送
  • オゾン消臭器の設置
  • 消臭剤の噴霧
  • 除菌処理
  • 消臭コーティングの施工 など
メニュー 料金
除菌、消臭剤噴霧(作業前後) 15,000円 /工程
消臭器設置 20,000円 /日
立方メートル単価
(撤去・処分・梱包含む)
9,000円/㎥
作業員単価 20,000円 /人
洗濯機、照明、エアコンなどの
取り外し
4,000円~/個
合同供養 一律5,000円
※目安として、大型冷蔵庫(3ドア)が約1㎥です。

※上記はすべて税抜き表記です。当社では、立方メートル(1㎥)を単位として料金を算出しています。(分別、分解の必要は一切ありません。DIYにより後付けされた物も取り外します。形見分けの配送料実費はお客様負担となります。)

※ただし汚染部の材質(畳、床、ベッド、マットレス、布団、床等)に染み込んでおり梱包、運搬方法が異なる場合がありますので、細部は現地確認になります。また、状況により建材はがし、壁紙撤去、床板切断、下地コーティングなどの別途費用がかかる場合があります。こちらも現地確認です。

追加料金は通常発生いたしませんのでご安心ください。お見積もりは無料(出張費含む)、キャンセル料も作業当日を除き発生いたしません。

 

実際にあったエピソード

十数年会えていなかった弟様の暮らしぶりを知りたい

お姉様からのご依頼でした。長年音信不通となっていた弟様が、お風呂場で亡くなられていたのです。弟様は地方から大学の関係でこちらに来られ、大手の金融機関に就職されました。

ですが、仕事の重圧で精神疾患を患ってしまい、数年で退社。心配したご家族は十数年にわたり「戻っておいで」というお手紙を送り続け、仕送りも送っていらっしゃいましたが、結局一度も返信をせず、ご家族の誰とも顔を合わさずに、若くして一人で最期を迎えてしまったのです。

ご依頼にあたりお姉様からは、「家を出て行った当時の弟しか知らないため、いったい弟がどんな暮らしをしていたのか、些細なことでも良いから教えて欲しい」というご要望を頂きました。実際には、現場はゴミ屋敷状態でもありましたが、レシートやカード明細などの購入履歴、ご家族から届いたお手紙や直筆のメモなどを中心に残すようにしました。

その結果、弟様は返信はしなかったもののお手紙は読んでいたこと、仕送りは無駄に使わず贅沢な暮らしはしていなかったことなどが分かりました。最後にお姉様は涙を流されながら「弟がどんな生活をしていたのかを垣間見ることができました。ありがとうございました。」とおっしゃられていました。そのお言葉を受け、私たち自身も「遺品整理屋としての仕事を全うできたのでは」と感じることができました

認知症で、お子様が亡くなったことも気付かずに生活をしていたお母様

ご年配の方からのご依頼でした。寝たきりの状態だった弟様が去年の9月に亡くなり、1月にご実家のベッドでご遺体が発見されました。ですが実は、その家には認知症のお母様も一緒に暮らしていたのです。お母様の認知症がひどくなってきた為、お兄様が弟様を老人ホームに入れようと訪ねたところ、既に亡くなっていたのを発見したのです。

実際現場では、ご近所から苦情が入るぐらい異臭が発生していました。けれど、お母様は認知症が進行していた為、息子様が亡くなられたことにも気付かず、発見前夜まで、毎晩一緒のベッドで寝られていたそうです

このケースのように、ひとえに「特殊清掃」と言っても、その背後には様々な人間模様があります。ですから、ご遺族の方がどういった想いを持たれているか、どういった背景があるかをお伺いすることが、やはりとても重要である、ということを感じた一件でした