特殊清掃
特殊清掃までできる会社は名古屋でもわずか!
特殊清掃とは、事件や事故、孤独死、自殺など、「警察が入りご遺体を移送された後の現場の掃除」を指します。血液や体液、排泄物や抜け落ちた髪、腐敗臭や死臭、ウジ虫やハエなど、一般の方では近ずくことすらできないような現場も多々あります。
そのため、ハウスクリーニングや普通の清掃会社では対応できません。遺品整理会社の中でも、特殊清掃まで行える会社は多くありません。精神的に負荷が大きいだけでなく、臭いをしっかり取り去るためには大変な手間や経験、専門の技術が求められるからです。
こんなお悩みありませんか?
- ショックで片付ける気力がわかない
- 自殺や事件の凄惨な現場で部屋に入るのも辛い
- 何をすれば良いのか、どこに依頼すれば良いのかも見当がつかない
- 悪臭がひどくご近所から苦情が来た
- 発見までにかなり日数がたって大変なことになっている
- 不動産管理会社さんや大家さんから、すぐにしっかり原状回復までして欲しいと言われた
- いつも頼んでいる清掃業者さんでは対応できないと言われた
- 独り身の方で片付けをお願いする先がない
業界初!!消臭1年間保証★★★
特殊清掃は「臭いが取れていない」というクレームが多い業界です。当社にも、他社ではダメだった方からのご依頼がよくあります。実際、それほど腐敗臭は強烈で、床下などの見えない所にまで臭いのもとが染み込んでいるケースもよくあるのです。
間取りや建材、壁紙、鉄骨/木造など、建物の違いによっても臭いのつき方は変わるため、こうしたことも見極められるだけのノウハウが必要になります。場合によっては汚染箇所を解体して、リフォームすることも必要となります。表面だけを綺麗にしても、染み込んだ臭いは取れないのです。
ゴアールでは、170件以上の豊富な特殊清掃実績を持つスタッフが、24時間年中無休で迅速対応し、臭いがしっかり消えるまで徹底的に消臭を行います。さらに、施工後1年以内に、もしまたあの臭いが戻ってくることがあれば、何度でも無償で消臭作業を行う「消臭保証」を業界で初めて導入しています。
他社の特殊清掃との3つの違い
1. 消臭器任せでは臭いは取れないから!手間をかけてしっかり消臭!
しっかりと臭いを消し去るには、消臭器や消臭剤任せでは足りません。何度も足を運んで換気をしたり、鼻を近づけて臭いのもとを探ったり、第三者に臭いの確認をしてもらったり、といった手間が不可欠なのです。
1回目に除菌や消臭、汚染物の除去や掃除などを行い、2回目に臭いの残る汚染箇所を特定して更なる消臭を行い、3回目以降は臭いのレベルを確認しながら再度消臭や換気などをし…、とだいたい5~6回は現場に足を運ぶ必要があります。そうでなければ、雨が降ったり湿度が高かったりすると臭いが戻ってきてしまったり、作業をした本人だと臭いに慣れて気付かないことがあるからです。
嗅覚は記憶に残りやすいため、1度嫌な臭いを経験するとなかなか忘れられません。表面の壁紙などを貼り替えれば見た目はすぐに綺麗にできますが、臭いがあるとどうしても不快に感じてしまいます。そのためゴアールでは、引き渡しOKが出せる基準になるまで引き渡さないほど、根気よく消臭作業を行っています。
2. 緊急性が高いから!年中無休・24時間現場対応まで可能!
特殊清掃を行なっている会社の中には、24時間の電話受付をしているところはあっても、実際の現場対応まで24時間体制で行えるところはほとんどありません。ですが、既にご近所で異臭騒ぎが起き、苦情が来てしまっているケースなどでは、一刻も早く消臭を行わなければいけません。
こうした事情を考慮し、ゴアールではスケジュールの調整がつく限り、24時間体制で現場の緊急対応も行なっています。特殊清掃の経験豊富なスタッフが、その場でお見積もりを行い、ご依頼を頂ければそのまま消臭・除菌作業に入らせていただきます。この一次処理によって大半の臭いは消臭できるため、異臭騒ぎを迅速に止めることができます。
また、特に現場が賃貸物件の場合、こうした情報が漏洩すると資産価値が大幅に下がり、大家さんが損失を被ったり、大家さんからご遺族に損害賠償を請求がきてしまったりする可能性もあります。そうした意味でも、迅速かつ秘密裏に対応することがとても重要となります。
3. 凄惨な現場でも、心を込めて仕分けを丁寧に!
特殊清掃のご依頼を頂く現場は、一般の方では立ち入ることさえ難しいような状態です。そのため、普通の現場以上に大事なものを見落としやすく、乱雑に扱えば遺品が壊れやすかったりもします。
ですが、残念ながら特殊清掃を行う会社の中には、現場に土足で上がり、遺品も何も処分を前提で汚物としてしか見ていないような、雑な扱いをする会社もあります。
けれど、たとえこうした状況であっても、紛れもなく故人の遺した遺品であり、思い出の詰まった品や、手帳や財布、通帳といった大切なものも含まれているのです。ですからゴアールでは、特殊清掃が必要な現場であっても、ご遺族の方のご意向をしっかりお伺いし、他の遺品整理と同じように心を込めて丁寧に仕分けを行っています。
ご契約後の特殊清掃の流れ
1. ヒアリングを重視したお打ち合わせ
賃貸物件の場合はご遺族の方のご意向だけでなく、不動産管理会社様や大家様からも原状回復や作業にあたってのご要望をヒアリングさせて頂きます。
また、特殊清掃の方法や作業範囲、工事日数などについて当社からご説明いたします。
作業はプライバシーを保護すると同時に、近隣の方のご迷惑にならないよう配慮しながら慎重に行っていきます。
2. 感染症を予防しながら、手間をかけて除菌・消臭
実際にあったエピソード
十数年会えていなかった弟様の暮らしぶりを知りたい
お姉様からのご依頼でした。長年音信不通となっていた弟様が、お風呂場で亡くなられていたのです。弟様は地方から大学の関係でこちらに来られ、大手の金融機関に就職されました。
ですが、仕事の重圧で精神疾患を患ってしまい、数年で退社。心配したご家族は十数年にわたり「戻っておいで」というお手紙を送り続け、仕送りも送っていらっしゃいましたが、結局一度も返信をせず、ご家族の誰とも顔を合わさずに、若くして一人で最期を迎えてしまったのです。
ご依頼にあたりお姉様からは、「家を出て行った当時の弟しか知らないため、いったい弟がどんな暮らしをしていたのか、些細なことでも良いから教えて欲しい」というご要望を頂きました。実際には、現場はゴミ屋敷状態でもありましたが、レシートやカード明細などの購入履歴、ご家族から届いたお手紙や直筆のメモなどを中心に残すようにしました。
その結果、弟様は返信はしなかったもののお手紙は読んでいたこと、仕送りは無駄に使わず贅沢な暮らしはしていなかったことなどが分かりました。最後にお姉様は涙を流されながら「弟がどんな生活をしていたのかを垣間見ることができました。ありがとうございました。」とおっしゃられていました。そのお言葉を受け、私たち自身も「遺品整理屋としての仕事を全うできたのでは」と感じることができました。
認知症で、お子様が亡くなったことも気付かずに生活をしていたお母様
ご年配の方からのご依頼でした。寝たきりの状態だった弟様が去年の9月に亡くなり、1月にご実家のベッドでご遺体が発見されました。ですが実は、その家には認知症のお母様も一緒に暮らしていたのです。お母様の認知症がひどくなってきた為、お兄様が弟様を老人ホームに入れようと訪ねたところ、既に亡くなっていたのを発見したのです。
実際現場では、ご近所から苦情が入るぐらい異臭が発生していました。けれど、お母様は認知症が進行していた為、息子様が亡くなられたことにも気付かず、発見前夜まで、毎晩一緒のベッドで寝られていたそうです。
このケースのように、ひとえに「特殊清掃」と言っても、その背後には様々な人間模様があります。ですから、ご遺族の方がどういった想いを持たれているか、どういった背景があるかをお伺いすることが、やはりとても重要である、ということを感じた一件でした。