営業日誌 | 株式会社5r - Part 10
業者選びについて
お片づけ、不用品処分、遺品整理。
行政のゴミの分別も複雑かつ、厳しくなりました。需要があることから、業者の数も増えている傾向にあります。
いざ必要となった時にどの様に業者を選べば良いか迷ってしまう事もあると思います。値段で判断しがちですが、追加や、別途費用がかかるばかりで結果やり直しが必要になったお客様よりご依頼をいただく事も少なくありません。
現場見積は鉄則です。
片づけ業者に依頼する場合、まずは電話にて連絡を取ることがほとんどだと思いますが、電話だけの対応で見積もりをする業者は、後々支払料金が高く上乗せされたりという可能性もあります。
必ず現場にきて、きちんと見積もりを出してくれる業者を選ぶ様にしましょう。
遺品整理業者の中には悪質な業者もあります。
不法投棄や、個人情報流出は全てお客様に返ってきます。
出費を抑える事も重要ですが、最低限かかる費用があります。あまりにも安い場合は正規ルートではない可能性がありますので、どんな質問にも丁寧に答えられる業者を選びましょう。
遺品整理作業の支払については基本的には後払いとなっています。
作業を開始するまでは、あくまでも見積もりです。どんな作業をしてもらえるかもわからないうちに、前払いで請求される様な業者はできるだけ避けましょう。
ワガママと思わず、要望を全てぶつけてください。
どこまで真摯に対応してくれるかが、よい業者選びの判断材料になると思います。
遺品整理について
遺品整理と不用品処分
似ている部分もありますが本質はまったく異なります。
不用品処分
いらなくなった物を処分する。
遺品整理
故人の身の回りの品や大切にしていた品を含めての細かい選別をし、漏れのない分別をします。
モノへの思い入れ等、人様々なので単純ではありません。
遺品整理にはご遺族の方の意向や、気持ちが最優先されます。
作業を進めていく中で、アルバム、日記、賞状等。いらないけれど捨てるのも忍びないという品物も出てきます。
その場合は供養をおすすめしています。
寺社に思い入れのある品を持ち込み、供養後に処分させていただきます。
後ろめたい気持ちに区切りをつける事が出来ます。
しかし、遺品整理を行なうのは専門業者だけではありません。
※便利屋さんなどが、その業務の延長として遺品整理を引き受けることもあります。
そうした場合、不用品処分と同じ要領で遺品整理を行ってしまうこともあるので、不安要素が少しでもあれば、私たち5rのような専門業者に依頼するとよいでしょう。
※便利屋さんが悪いということではありません。専門外の業者さんの場合リスクが大きい可能性があるという意味です。
大切な人の死という悲しい出来事に直面しているご遺族の気持ちを乱すことなく、真摯な気持ちで作業致します。
価格だけでの業者選びは、大切な物を失ってしまうかもしれません。故人の生きた証を丁寧に扱ってくれる業者さんを選びましょう。
岐阜県郡上市、遺品整理のおてつだい
10/13.14
協力会社に紹介いただいたDさんのお母さんの遺品整理をさせていただきました。
Dさんのお母さんが亡くなって3ヶ月、いつまでも肩を落としている訳にはいかないと決心されたそうです。
Dさんのお住まいは兵庫県。
中古車の整備、販売の会社を経営されています。
お母さんは岐阜県郡上市。5年前にお父さんが他界されました。それからお母さんひとりで住んでいました。大きな病気にかかることもなく、老衰で亡くなられたとの事です。
「ずっと元気だったからこそ、突然の出来事を受け入れるのに時間がかかった」
「少しずつ片づけてはいるが、3ヶ月経っても1部屋も終わらない」
そこで私たち5rに声がかかりました。
Dさんが仕事に穴をあけられない為、鍵をお預かりして一部屋ごとに写真を撮っていきました。
メールで写真をDさんに送り、要るもの要らないものを判断していただきました。
Dさんより
「遠方に住んでいる私にとって、メールによる写真サービスはとても安心出来、代行してくださりありがとうございました」
とお言葉いただきました。
本来なら家族、親戚による片づけが望ましいかもしれません。しかし、事情や関係性も様々です。
恐縮ですが私たち5rがご家族、ご親戚にかわっておてつだい致します。
片付け前 | 片付け後 |
戸建て 3LDK(6畳、6畳、6畳、ダイニングキッチン)
一人暮らし 洋服、雑誌多め 買取品 無し
お支払い 220,000円(税抜)
親が元気なうちに…
親のエンディング(終活)の一環として
お住まいにおける、ご両親の身の周りの不用品処分、生前整理をおすすめしております。
高齢者のなかには、もったいない精神が根強く、なかなか物を捨てられず、家の中が雑然としている場合があります。そのままにしておくと亡くなった後、遺族が遺品整理で大変苦労することになります。
生前整理は
高齢になった親にとって体力的・気力的に厳しいので、子どもたちが手を貸すといいでしょう。その際、思い出話とグチには根気よく付き合う覚悟で臨んでください。親子だけで整理することが難しい場合には
私たち5rをはじめ、専門業者に依頼してください。
思い切った生前整理ができない場合は、生活動線上から危険な障害物を取り除くことだけでも、早急にしてください。高齢者には、ちょっとした障害物が大けがの元になり、それが原因で要介護になるかもしれないからです。
生活動線とは
玄関、玄関、キッチン、居間、寝室、トイレ、お風呂場と洗面所、洗濯物干し場など、親が生活する上で必ず利用する場所とその経路です。
親が自力で生活できなくなったり、亡くなったりの事態は、突然やってきます。あわてないですむように、エンディングの準備と生前整理は早めにやっておきましょう。
ゴミ屋敷について
「片づけられない症候群」「溜め込み症候群」をご存知ですか?
ゴミ屋敷
収集癖が酷く、家が物で溢れてしまった状態です。
「片づけられない症候群」
片づけたい気持ちはあるが、片づけられない状態です。強迫性障害とも言われています。不安や恐怖といったネガティブな感情から次々と物を集めてしまう強迫行為となります。
片付けられない症候群は
周りが理解によって何らかの形で支援することが出来ます。自力で解決出来なくても、家族や友人が早い段階で片付けを手伝う事により、綺麗な部屋で快適な生活を過ごすことが可能です。
「溜め込み症候群」
こちらは物が溢れていても、片づける気持ちはありません。物を集めたり捨てずに溜め込む快楽というポジティブな感情が存在します。
ゴミという概念が無い為、新聞1枚でも情報となり財産と認識しています。その新聞1枚が生きて来た証であり、その時代の記憶となるようです。
溜め込み症候群は、足の踏み場の無い部屋を片付けたくない(処分したくない)のです。ご本人にその気が無いのですから周りは手を差し伸べられないどころか、強制的に片付けようとすると物凄い苦痛が襲ってきます。
生前に片づけが出来なかったケースは、ほとんど後者の「溜め込み症候群」の方でした。
大切なのは良き理解者を得ること
ゴミ屋敷という誰にも相談できない現実を、相談出来ずに悩む。ストレスが溜まりすぎて精神病を患えば、それこそゴミ屋敷化に拍車がかかってしまいます。
5rは様々なお片づけを経験しております。是非ご相談、お問い合わせください。